ミニ職業体験 ~チャイルドフェス in そんぽの家S茨木中穂積~

西日本第一本部の大阪北東事業部では、子どもたちが介護に関わるお仕事を体験する、チャイルドフェスを継続的に開催しています。
これまで、複数の事業所をウェブ社内報WATCH!でも取り上げてきましたが、改めて推進されている理由を紅床さんに伺いました。
紅床さん(大阪北東事業部長)
大阪北東事業部では、なぜ複数のホームでチャイルドフェスを開催しているのでしょうか
私たちが複数のホームでチャイルドフェスを開催する理由は大きく2つあります。
1つ目は、地域の子どもたちに「介護の仕事」の魅力を伝えることです。介護が「魅力的な仕事」であるという印象を持ってもらい、子どもたちが将来の職業を考える際に、介護の仕事が選択肢の1つとして浮かぶようにしたいと考えています。
2つ目は、地域の方々にSOMPOケアを知ってもらうことです。私たちの活動やサービスを地域の皆さまに理解していただくことで、信頼関係を築き、地域全体で支え合う環境を作りたいと思っています。チャイルドフェスを通じて、楽しい体験を提供しながら、私たちの理念や取り組みを広めていくことができればと考えています。
チャイルドフェスはどのように開催するのでしょうか
チャイルドフェスを開催するにあたり、まずは普段から連携している会社さまに協力をお願いしています。業種は問わず、病院や薬局、パンの移動販売の方から機器のメーカーさまとさまざまです。地域に根差す会社さまと協力し合うことで、多くの子どもたちが楽しめるチャイルドフェスの開催が実現しています。
チャイルドフェスを開催する際、どのような苦労や大変さがありますか
まずは、開催内容の検討でしょうか。どのような体験を提供できるのか、子どもたちが楽しめる内容になっているかを考える一方で、安全面にも最大限考慮しなければなりません。
そして、集客面です。子ども食堂の開催時や近隣の学校への案内など、さまざまな場所へ告知活動を行う必要があります。
また、当日に向けての準備として、開催までのスケジュール組み、企業さまとの打ち合わせなど、多くの方にご参加いただいているため、スムーズに進行出来るよう入念な準備が必要となります。
予期せぬトラブルが発生することもあるため、臨機応変に対応できる体制を整えておくことが重要です。
紅床さんありがとうございました!
過去に開催されてきた、これまでのチャイルドフェスの様子もぜひご覧ください!
ミニ職業体験 ~チャイルドフェス㏌そんぽの家S高槻南~
https://www.sompocarewatch.com/event/17959/
ミニ職業体験!!~子どもたちが介護に関わるお仕事をやってみた~
https://www.sompocarewatch.com/event/15889/
ミニ職業体験 ~「チャイルドフェス㏌そんぽの家S万博公園Ⅱ」~
https://www.sompocarewatch.com/event/20649/
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今回は、そんな熱い想いと共に、そんぽの家S茨木中穂積で開催されたチャイルドフェスをご紹介します!
2025年4月19日(土)、そんぽの家S茨木中穂積で地域のお子さま、親御さまを対象としたミニ職業体験イベント「チャイルドフェス」を開催しました。介護や医療の仕事を“見て・触れて・体験できる”貴重な機会となり、約25名ものお子さまにご参加いただき、大盛況となりました。
お仕事体験ブースは全部で5つ用意しました!
高齢者疑似体験・介護体験ブース
パンケーキデコレーション・自助具体験ブース
訪問看護体験ブース
薬局体験ブース
骨密度測定体験ブース
お子さまたちは順番に各ブースを巡り、プロの指導のもと、実際の仕事を体感しました。
高齢者疑似体験・介護体験ブース
おもりを身に着け、視界制限ゴーグルなどの疑似体験セットを装着し、高齢者の身体感覚を体験!
恐る恐る歩いている様子
パンケーキデコレーション・自助具体験ブース
パンケーキへのデコレーションには、ガイド付きのお箸や握りやすいスプーンなど、食事をサポートする福祉用具が活用され、調理の楽しさを体験!
デコレーションに挑戦中
訪問看護体験ブース
おもちゃの聴診器やパルスオキシメーターなどを使って、訪問看護師さんのお仕事体験!
※パルスオキシメーターは、指などに取り付けて血液中の酸素の量を測る機械で、健康状態を簡単にチェックできます。
聴診器の使い方を勉強中
薬局体験ブース
模擬処方箋をもとに、薬の一包化に挑戦!薬剤師さんの仕事の重要性や、正確性の大切さを学びました。
機械を使って薬を一包化
骨密度測定体験ブース
測定機器を使って骨密度を測定!骨の健康を守る大切さについて、楽しみながら学びました!
真剣に測定準備する様子
参加したお子さまからの声
お年寄りの身体がどれだけ大変かが分かった
介護士さんや看護師さん、薬剤師さんってすごい!
などの声が多く上がり、笑顔の絶えないイベントとなりました。
また、親御さまからも
貴重な体験ができてありがたいです
子どもが福祉や医療の仕事に興味を持ったようです!
という嬉しい感想をいただきました。
大久保さん(西日本業務部西日本業務課リーダー)よりコメント
本イベントは、介護・医療の仕事を楽しく学べるだけでなく、地域の高齢者との交流、命の大切さを学ぶきっかけにもなりました。今後も、地域に根差して、お子さまたちの成長を応援してまいります。
藤原さん(茨木中穂積上席ホーム長)よりコメント
地域のお子さまと触れ合う際に見せるご入居者さまの優しい眼差しが印象的で、会場全体が人の温かさに包まれていました。
職業体験では、ご入居者さまとの関わりに、お子さまたちは少し恥ずかしそうな様子でした。
しかし、この明るく楽しいひとときは、ご入居者さまにとって社会参加や生きがいへと繋がっているのだと感じられました。
こんなに楽しいのが介護の仕事です!(笑)
この楽しさを提供し、ご協力いただいた、ご家族さま、企業さま、スタッフさん、皆さま、本当にありがとうございました!
西田さん(茨木中穂積副ホーム長)よりコメント
このフェスを通じてお子さまたちやご入居者さまと触れ合うことができ、私自身とても楽しい時間を過ごすことができました。
何よりお子さま達のワクワクした笑顔や、それを見守るご入居者さまの眼差しがとても優しく、温かさが溢れる介護の現場で働くことができてよかったなと改めて感じました!
これからも地域のお子さまと触れ合う時間を大切に、楽しい時間をお互い共有できるように様々なイベントを考えていきたいと思います!ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!!

