キッズダムひろしま 出展レポート!~子どもたちの“好き”がきっと見つかる場所~

2025年7月19日(土)、「キッズダムひろしま2025」というイベントが広島市中小企業会館で開催されました!このイベントは、「子どもたちの“好き”がきっと見つかる場所」をコンセプトにしています。
今回、このイベントにSOMPOケアとして出展し、ラヴィーレ平和公園、ラヴィーレ舟入、ラヴィーレ広島光が丘、SOMPOケア平和公園 居宅介護支援、ハッピーデイズ平和公園のスタッフが参加しました!
「キッズダムひろしま」とは?
広島で活動する一般有志が実行委員となり、広島にある約30社の企業と協力して、イベントで各企業の職業体験プログラムを子どもたちに提供する活動です。さまざまな職業体験を通じて、子どもたちが自分の興味や関心のあることを見つけることで、自主的な行動を促します。
また、協働している社会人同士が、子どもが育つ環境をともに創っていくうえで、「つながり」を体感できる場でもあります。その実現を目指した企画です。
▶キッズダムひろしまの目的 ※キッズダムひろしまウェブサイトより引用
・子ども達が自主的に考え・行動し体験することにより、自分達の好きなことを見つけてもらうこと
・子ども達が何度転んでも自分で立ち上がるチカラを育むこと
▶イベント内容 ※キッズダムひろしまウェブサイトより引用
様々な職業体験ができる「子ども達が主役の国」で自らの意思で一歩を踏み出す体験を通じて子ども達の「自ら育つチカラ」を発揮してもらいます。
キッズダムひろしま公式ウェブサイトは⇒こちらをクリック!
「キッズダムひろしま」を知ったきっかけは、インスタ!
ラヴィーレ平和公園の副ホーム長である、濱田さんがインスタグラムで、このイベントをはじめて知ったとのこと。介護職の魅力PR、子ども食堂の推進、参加職員のエンゲージメント向上につながると考え、SOMPOケアとしての出展を決めたそうです。総勢10名のスタッフが約一ヶ月かけて準備を進め、当日のイベントを迎えました!
体験できるお仕事はクジで決まる!
「キッズダムひろしま」でのワクワクする仕掛けは、何の職業を体験するかをクジ引きで決める点です。これは「千載一隅のチャンスや可能性は、不意に自分の外からやってくる」という運営者の考えに基づいています。そのため、このような仕組みにしたそうです。
事前に運営者からは、この企画に込めた想いが伝えられていました。それは「予期せぬ出会いこそが“好き”になるきっかけになる」というもの。また、「興味のなかった仕事や、知らなかった業種に触れることで、子どもたちの視野を広げるきっかけになるだろう」とも語られたそうです。

キッズダムひろしまのポスター
SOMPOケアコーナーでの体験紹介
✪高齢者体験
子どもに特殊な装具とゴーグルを付けてもらい、目が見えづらい高齢者の疑似体験。
子どもだけではなく、同伴されている保護者の方にも体験してもらったそうです。
✪介護体験(車いす誘導)
車いすに乗る体験と、車いすを押す体験の両方を行ってもらいました。これにより、高齢者と介護者のそれぞれの立場を体験できる機会に!
✪SOMPOで学防ッチャ(まなぼっちゃ)
損保ジャパンがオリジナルに開発した、ボッチャ(パラリンピック正式種目のスポーツ)と防災をテーマにしたゲーム。昨年、石川県能登半島で発生した震災を機に、防災意識の向上を目的として開発されました。気軽に遊びながら防災について学べるのが特長です。損保ジャパンとは、過去に開催された防災フェスで合同参加したことがあるとのこと。これを機に連携を深め、情報共有を進める中で、このゲームを知り、今回の実施に至ったそうです。
✪ひまわり薬局さまとのコラボ企画
処方箋やお薬の受け渡しなど、薬局での疑似体験。
✪動画視聴での学習
介護の本(※)の紹介、未来の介護に関する動画の視聴。
✪子ども食堂の案内配布
子ども食堂の取組みについて知ってもらう。

避難時に役立つ防災グッズのイラストが描かれたシートにボールを投げ、当たったグッズに応じて得点を競い合うゲーム「SOMPOで学防ッチャ」
※介護の本
2024年11月、従来の介護職に対するイメージを変え、介護職を子どもたちの憧れる職業にしていくための施策のひとつとして、講談社ビーシーが編集・刊行するまんが社会見学シリーズから、介護を学ぶ学習まんが「大研究! 笑顔をつなぐ! 介護の仕事」を制作。SOMPOケアのウェブサイトでもデジタルブックで読むことが出来ます!デジタルブックは⇒こちらをクリック
イベント当日の様子
参加者からの感想
午前、午後それぞれ4クールで、合計21名の子どもたちに参加してもらったそうです。一部の保護者の方にもご参加いただき、一緒に車いす体験や高齢者体験をしていただいたとのこと。参加した子どもたちからは、
「介護の仕事体験を通じて、目が見えにくいことや体が思うように動かないことで、不安や不便さを体感できました。介護や看護を必要とする方への思いやりが深まりました。」
「介護職の体験では、目が見えない、見えにくい体験をして、とても怖いと感じました。しかし、介護士さんの優しい声掛けとサポートで少し安心できました。」
といった感想が寄せられました!
最後に、ラヴィーレ平和公園 副ホーム長の濱田さんからメッセージをもらいました!
当日は、イベント欠席者の影響を受け、子どもの参加人数が想定よりも少ない回もありました。また、予定より早く体験が終わり、急きょ体験内容を変更するなど、慌ただしい時もありました。しかし、参加スタッフの臨機応変な対応により、充実した体験内容になったと思います。
さらに、ひまわり薬局さんとのコラボ企画や損保ジャパンさんの学防ッチャなど、他企業との連携も実現しました。
参加した子どもたちや保護者の方々からは、とても良い評価をいただきました。キッズダムひろしま実行委員である青木さんのイベントに込める熱い思いが実を結び、当日はさまざまな業態の34社が出展し、300人を超える参加者にお越しいただきました。
参加後のアンケートからは、子どもたちや保護者の方々の高い満足度がうかがえました。
地元企業の魅力を感じてもらえる、非常に良いイベントだったと思います。
私たちSOMPOケアの魅力も十分発信できたのではないかと思っています。
今後も、子ども食堂や色々なイベントを通して、介護職の魅力を伝えていきたいと思います!
ラヴィーレ平和公園 副ホーム長 濱田さん(左)
ラヴィーレ舟入 上席ホーム長 坂井さん(右)
コラボしたひまわり薬局さんといっしょに!

