プライベートサービスでお花見へ!~SOMPOケア 京都山城 訪問看護~

4月2日、プライベートサービスを活用して、ご利用者さまの願いであった「ご家族さまとのお花見」を実施しました!
お花見実施までの経緯
そんぽの家S京都東向日に入居されている堀端さまは、ご家族さまと一緒にお花見とお墓参りに行くのが毎年の恒例行事でした。しかしコロナ禍となったことや、堀端さまの体調にも変化があったことで、お花見とお墓参りに行くことが難しくなってしまいました。
今回、堀端さまご本人とご家族さまの希望により、京都山城 訪問看護のプライベートサービスを活用した、ご家族さまとのお花見企画が始まりました!
お花見当日を安心して迎えていただくために、事前の準備も丁寧に行いました。
堀端さまには、訪問の際に「お花見に行きましょうね」「もうすぐですね、楽しみですね」と声をかけ、気持ちを高めていただきました。
また、普段利用されているデイケアでのリハビリにも励んでいただき、外出のための体力づくりにつなげます。
そしてお花見前日まで、堀端さまの体調管理に気を配りながら、ついにお花見当日を迎えました!
いざ、お花見へ!
当日は堀端さまと、娘さまご夫婦が参加。京都山城 訪問看護からは管理者の大江さん、スタッフの小寺さんが同行し、堀端さまをサポートしました。
天気も崩れることなく、満開の桜の下で穏やかな時間を過ごされました。堀端さまは、美しい桜を眺めながら、懐かしい思い出を語られていたそうです。
また、お花見だけでなくお墓参りも。
普段酸素療法を行っている堀端さま。お墓の前で手を合わせる際やお写真を撮る際には、ご本人さまの負担を考慮しつつ、短時間酸素を外すことができました。
ちなみに堀端さまは、過去に学校の校長を長年勤めあげた功績から、2019年に「教育功労」の叙勲章をいただいたとのこと。今回のお墓参りで、そのこともご先祖さまへご報告することができました。
叙勲章をお見せする堀端さま
堀端さまはお花見、そしてお墓参りに来られたことを大変喜ばれ、道中の車内でも、懐かしい道路や建物を目にし、昔のことを思い返されていました。
堀端さま、そしてご家族さまから感想をいただきました
左から、本島裕子さま(娘さま)、堀端さま、本島知樹さま(娘さまの旦那さま)
堀端さま
「こんなことまでSOMPOケアさんでしてくれて、看護師さんも一緒に来てくださり私は幸せ者です。5年前に天皇陛下からいただいた叙勲章を、ご先祖さまにお見せすることが出来ました、感無量です。
いつもしっかりと私の事を見ていただいてありがたい。これからもよろしくお願いいたします。」
裕子さま
「私たちだけでは、一緒にお墓参りに行き、そこで桜のお花見をする事は出来ませんでした。本当に感謝しかありません。
喜んでいる父の顔を見ることができて私も嬉しいです。いつも親身に対応して下さりありがとうございます。」
知樹さま
「コロナ禍でなかなかお花見やお参りに行けず、また今の健康状態では行くことは難しいと思っていましたので、大変感謝しています。昨年末から訪問看護の皆さんには本当にお世話になっています。」
今回同行した管理者の大江さん、スタッフの小寺さんからもコメントをいただきました!
普段から、堀端さまとご家族さまに関わらせていただくことはありましたが、今まで見たことのない柔らかい表情を見ることができたこと、また堀端さまご本人とご家族さまの希望に寄り添えたことを嬉しく思います。
看護を身近に感じていただき、ご利用者さまの人生に寄り添える存在になれると嬉しいです。

