インドからSOMPOケアへ~未来の仲間たちの挑戦Vol.2~

SOMPOケアでは、インド政府系機関NSDCI(National Skill Development Corporation of India)とインド人介護人材の教育と受入に関する協業を開始し、インドで介護を学ぶ人材を育成し、日本で働く機会を提供する取り組みを始めています。
▼前回の記事はこちら
前回の記事では、1期生の座学研修の様子や、ナーシングケアラボ完成の様子をお届けしました。
今回は、ナーシングケアラボで行われた実技研修と、その後に開催した修了式の様子をお伝えします!
ナーシングケアラボ実習の様子
NSDCIアカデミーにオープンしたナーシングケアラボは、介護専用型の実技演習室であり、「SOMPOケアユニバーシティ」をモデルにして設計されました。
介護用のベッドや日本の介護施設の浴室、トイレなどが再現され、移乗介助や排泄介助といった実技研修を、日本と同じように行うことができます。
約9か月にわたるNSDCIアカデミーでの研修で、「日本式介護についての理解」「実践的な介護用語の習得」「異文化コミュニケーション」などを学んだ1期生の皆さんが、このナーシングケアラボで4月14日~18日までの計5日間、介護実習を学びました!
1期生の実技研修
実技研修では、移乗介助、食事介助、入浴介助、排泄介助、更衣介助など、基本的な介護技術を実習形式で学びます。
日本の介護に関する知識は既にオンライン研修等で学んでいましたが、実践的な実技研修を受けるのは今回が初。介助の際の声かけや接遇・マナー、介助における一連の流れなどを実際に行うこと、そして介護をする側だけでなく、される側の立場も体験することで、高齢者の気持ちへの理解を深めることができました。
ちなみに、実技研修は全て日本語で行われています!
研修の様子は、こちらの動画でもご紹介しています!
https://www.youtube.com/watch?v=AF9Ms2w6Vdw
そして5日目には、実技の修了テストも実施。
今まで学んできたことをしっかりと表現でき、9名全員が研修を終えることができました!
4月21日、修了式開催!
修了テストを終えたのち、4月21日に修了式が開催されました。
なんと鷲見さんも、この日のために日本から来訪!
修了式への参加に加え、2期生・3期生との交流、またナーシングケアラボの視察も行いました。
訪問の際には、2期生や3期生との写真撮影も。
集合写真だけではなく、全員とツーショットを撮影されました!
これには皆さん大喜びで、さらにモチベーションが上がったそうです!
修了式では、1期生の9名全員に、研修をやり遂げた証である修了証が手渡されました。
鷲見さんは「必笑(Hissyo)」の言葉を贈るとともに、1・2・3期生皆さんを激励しました。
こうしてインドでの学びを終えた1期生ですが、まずはこのうち6名が7月に来日し、日本での研修を受けた後、現場に配属される予定です!
次回の記事ではその様子や、日本に訪れる1期生の皆さんをご紹介予定!
お楽しみに!!

