インドからSOMPOケアへ~未来の仲間たちの挑戦Vol.4~

SOMPOケアでは、インド政府系機関NSDCIとの協業を通じて、インド人介護人材の育成と受入に取り組んでいます。
これまでの記事では、インドや日本での研修の様子、そして熱意あふれる研修第1期生についてご紹介してきました。
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2025年7月に、1期生の皆さんがそれぞれのホームに配属されてから約半年。
ホームで働く皆さんの様子が気になりませんか?
そこで今回、1期生のうち2名が配属となった「そんぽの家 隅田公園」を訪問し、ご本人たちとホームの皆さんにお話を伺いました!
そんぽの家 隅田公園には、アンジャニさんと、リンシーさんが配属されています。
アンジャニさんは連載記事Vol.3でもご紹介しているので、そちらも是非ご覧ください!
アンジャニさん&リンシーさん「配属から半年の“今”」

左から、アンジャニさんとリンシーさん
ホームでのお仕事について
――ホームに配属されて半年が経ちましたが、介護の仕事には慣れましたか?
アンジャニさん「はい、だんだん慣れてきました。最近、先輩の同行ありで夜勤も始まりました!」
リンシーさん「私もライン業務に慣れてきて、一人でほとんど出来るようになったのが嬉しいです」
――介護の仕事の中で、楽しいことや大変なことは何ですか?
アンジャニさん「一番楽しいのは、ご入居者さまが笑顔になってくれることです。朝の離床介助で、なかなか起きていただけない時は少し大変ですが、困った時は先輩の職員さんがすぐに助けてくれるので、安心して仕事ができています」
リンシーさん「先輩たちは本当に優しくて、分からないことがあればすぐに教えてくれます。ご入居者さまも皆さん優しくて。最初は言葉が分からず本当に大変でしたが、いつも気にかけてくれるのが嬉しかったです」

左から、リンシーさん、ご入居者さま、塚田さん
――インドと日本の介護の違いはありますか?
リンシーさん「インドでも介護の仕事をしていましたが、全然違います。インドは自宅でのケアが多く、施設は病院のような雰囲気なので、こことは全く違いますね」
アンジャニさん「日本はインドより安心して仕事ができます。特に、時間を守るところ。例えば「会議が10時から」の時、インドでは10時頃に人が集まり始めますが、日本は10時より前に来て準備をしています。日本のそういう部分は、むしろ自分に合っていると思います」
――日本に来て、言葉の面で戸惑ったことはありますか?
リンシーさん「はい、すごくありました!インドの先生から勉強した日本語と、実際に皆さんが話す日本語は違っていて…。最初はご入居者さまの言葉が聞き取れず、本当に大変でした」
日本の生活を満喫中!お休みの日のリフレッシュ
――日本での生活はどうですか?
アンジャニさん「日本の食べ物では天ぷらが大好きで、守谷での研修中にたくさん食べました(笑)。辛い食べ物が好きなので、インドレストランで、大好きなビリヤニを食べるのも楽しみです。」
リンシーさん「休みの日はアンジャニさんと一緒に、浅草寺や上野、渋谷など色々なところに出かけています。クリスマスには六本木のイルミネーションを見に行きました。インドにはない文化なので、とてもきれいでした!」
――日本の冬の寒さはどうでしょう?
アンジャニさん「私の故郷はまあまあ暖かいですが、インドにも雪が降る寒い地域はあります。でも、この前初めて自分の目で雪を見ることができて嬉しかったです!」
リンシーさん「日本の冬はとても寒いです!でも、ずっと雪を見てみたかったので、初めて見られて嬉しかったです」
さらなる高みへ!二人が描く未来の目標
――今後の目標を教えてください。
アンジャニさん「日本語能力試験のN4には合格したので、次はN3合格を目指しています。そして、いつか介護福祉士の資格もとりたいです!」
リンシーさん「私は食事介助をもっと頑張ってうまくなりたいです。あと、まだまだ苦戦している記録業務も、もっと頑張りたいです!」
ご入居者さまと副ホーム長の嶋岡さん、先輩スタッフの塚田さんにもお伺いしました!

ご入居者さまと談笑するアンジャニさん
ご入居者さまより
「二人とも、すっかりホームに溶け込んでいますよ。とても穏やかで、誰に対しても同じように接してくれる。異国に来て、あんなに一生懸命働いているのは本当にすごいわ。私がインドに行っても、こんなにしっかり働けないわ(笑)」
「日本語がどんどん上手になっていますね。『えーと』とか『あの』とかが、だいぶ減ったと思います。『伝えたいけど言葉が出てこない』というもどかしさが、少なくなってきたんでしょうね」
副ホーム長の嶋岡さん、先輩職員の塚田さんより
――お二人の働く様子はいかがですか?
嶋岡さん「本当に素晴らしいの一言です。特に接遇がとても丁寧で、配属当初から上手だった日本語も、ますます流暢になっています」
塚田さん「働くラインでの遅れも少なく、てきぱきと働かれています。記録にはまだ苦戦している部分もありますが、先日夜勤に同行した際には、成長を感じました。」

左から、嶋岡さん、アンジャニさん
――ご入居者さまとのコミュニケーションはどうでしょうか?
塚田さん「最初はコミュニケーションに苦労していましたが、今は日常的な会話もスムーズで、ご入居者さまとも笑顔で楽しそうにお話されています。本当にすごいです」
――お二人がホームに加わって良かった点は?
嶋岡さん「彼女たちの丁寧な接遇は、もともといる日本の職員にとっても『私たちも見習わないと!』と、非常に良い刺激になっています。また、当初は外国の方に少し抵抗があるご入居者さまもいらっしゃいましたが、二人がめげずにコミュニケーションを取り続けることで、今では打ち解けています」
――これからのお二人に期待することは?
嶋岡さん「二人とも、介護福祉士を目指して本当に努力されているので、ぜひ夢を叶えてほしいですね。
1期生として、今後続いていく海外人材の素晴らしい先駆けになってくれることを期待しています!」
インドから日本へ飛び立ち、言葉や文化の壁を越えて一生懸命取り組むお二人。そして、お二人をしっかりとサポートしつつ温かく見守る、ホームの皆さんの様子がとても伝わってきました。
そんぽの家 隅田公園の皆さん、ありがとうございました!
インドとの連携、新たな取組み
これまで、インドでの研修風景から、日本の介護現場で働くまでの軌跡を紹介してきました。
インドとは言葉や文化が全く異なる日本で、介護の知識・技術だけでなく、日本語や日本の文化を学んだインドの皆さん。そして、皆さんの挑戦を温かく見守り、根気強くサポートするホームの仲間たち。この存在が、彼女たちが安心して日々の業務に励む原動力になっているのだと感じました。
そして現在、インドの新たな仲間たちが日本で研修を受けており、2月上旬からホームに配属となります。
また、インド現地では、新たな教育拠点をケララ・チェンナイとミゾラムに設立。日本で働くことを目指す仲間たちが、日本語や介護について日々学んでいます。

1期生の皆さんのさらなる飛躍と、これから共に働く新しい仲間たちの活躍に、引き続き全社で温かいエールを送りましょう!







