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連載
2026.03.02

Future Care Lab in Japan通信 Vol.17

この連載ではFuture Care Lab in Japan(以下FCL)という研究所について、何を目指し、どんなことをしているのかをご紹介していきます。

 

第17回目は『展示会見学レポート』です。

最新のテクノロジーや今後の動向を知ることは、新たな発見につながります。今まで解決できなかったことが可能になるなど、課題解決のアイディアを生むためには重要な活動の一つです。

今回は、東京ビッグサイトで開催された世界最大級のロボット専門展「2025国際ロボット展(iREX)」を見学してきましたので、その内容を共有します。

― 国際ロボット展(iREX)とは? ―

「国際ロボット展(iREX)」とは、2年に一度開催されるロボット技術と製品の国際的な展示会です。国内外から多くの企業や研究機関が出展し、産業用ロボットから、介護や医療、物流、暮らしの中で活躍するサービスロボットまで、最先端の技術が一堂に会します。

今回のテーマは「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」。ロボット技術が私たちの社会や生活をどのように豊かにしていくのか、その未来像を垣間見ることができるイベントです。

― 今回の注目は「ヒューマノイドロボット」 ―

今回の展示を見て印象的だったのは、多くのブースで展示されていた「ヒューマノイドロボット」です。

「ヒューマノイドロボット」とは、頭や胴体、2本の腕と脚を持つ「人間そっくりの形をしたロボット」です。なぜ「人間の形」をしているのか?それは、私たちの世界が、ドアノブや階段など人間が使うことを前提に作られているからです。ロボットが人間と同じ形をすることで、特別な設備がなくても社会に溶け込み、活動できるのが大きな利点になります。

昔のロボットはカクカクとぎこちなく歩くイメージがありましたが、今回のヒューマノイドロボットは驚くほど進化しています。 スムーズな歩行や走行はもちろん、器用な指先でモノを掴んだり、人と自然に会話をしたりできます。さらにはバランスを崩しても自分で体勢を立て直すなど、その性能に目を見張るばかりです。

将来的には、介護や災害救助、家事手伝いなど、人のすぐ隣で生活を支えるパートナーとしての活躍が期待されています。

 

― その他の展示 ―

展示会場では、台車を自動で運んでくれるロボットや、“乗馬感覚で外遊びを楽しむロボット”も展示されていました。

台車搬送ロボット

オフロードパーソナルモビリティ「CORLEO」
(コンセプト動画:https://www.youtube.com/watch?v=Bj83EWW9Mvk

― 人とロボットが共生する未来 ―

今回の展示会を通じて、ロボット技術はもはやSF世界の物語ではなく、私たちの現実の課題を解決し、社会をより良くするための具体的なツールへと進化していることを実感しました。

20年後、30年後には、私たちの隣にごく当たり前のようにロボットがいるのかもしれません。例えば現場でロボットが力仕事を担うことで、皆さんの負担は減り、ご利用者さまへのケアに集中できるようになるでしょう。

これからの未来が楽しみで仕方ない、そんな希望に満ちた気持ちにさせてくれる、素晴らしい展示会でした。

もちろん、これらはすぐに全てが実現するわけではなく、まだまだ課題も多いのが現実です。それでも、私たちFCLでは、このワクワクする未来を実現する一員として、これからもご利用者さまの生活の質を高め、現場で働く皆さんの負担を減らしていけるよう、尽力していきます。

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ABOUT USこの記事を書いた人

Future Care Lab in Japan
Future Care Lab in Japanです。 人間とテクノロジーの共生による持続可能で魅力ある新しい介護のあり方を創造します。