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連載
2022.12.27

リーダーズ12を追え!厚労省実証事業へのチャレンジ! Part6

このコーナーでは、2022年7月にスタートした厚労省実証事業に取り組む12の介護付きホーム、“リーダーズ12”を紹介します。今回はPart6です!

リーダーズ12がチャレンジしている厚生労働省実証事業の概要・取組み内容については、こちらの記事をぜひご覧ください!

厚労省実証事業に取り組む“リーダーズ12”!

 

SOMPOケア そんぽの家 伊丹荒牧

 

Q.実証事業に選抜された際のご感想、今後の展望、課題などを教えてください。

実証事業に関する説明を受けたとき、SOMPOケアが目指している『未来の介護』には、テクノロジーの導入が欠かせないと思いました。高齢化の進展や介護人材の不足は、私たち介護の現場で働くスタッフにとって大きな課題です。
そして、導入したテクノロジー機器の特徴を理解し、『導入しただけ』にしないよう、どうすれば最大限の有効活用ができるのかを、人である私たちスタッフが、知恵を出しながら実践しています。そして、それがご入居者さまの笑顔につながることが、伊丹荒牧のスタッフにとって何よりもやりがいになると思っています!

 

Q. スタートしてからスタッフやご利用者さまに変化はありますか?

初めは私たちスタッフだけでなく、ご入居者さまもテクノロジー導入に戸惑いがあったと思います。ですが、各機器の利点を理解した上で使用していくと、まずスタッフが、テクノロジーがある環境に『慣れ』てきました。『慣れ』が生まれて来ると、人はその中で最大限活用できる方法を考え始めます。そうなったときに、徐々にスタッフの不安は解消できてきたと感じました。
そして、ここからはご入居者さまへ提供できる新たな価値を考える時期だと思っています。テクノロジー導入後のご入居者さまの声を聴き、スタッフとの意見交換を重ね、一歩ずつではありますが、誇りあるこの実証事業を成功させたいと思っています。

 

Q. ホームからのアピールポイントをどうぞ!

伊丹荒牧では、以下のテクノロジーを導入しています。
① 再加熱カート(ホシザキ株式会社)

「温かいものは温かく、冷たいものは冷たく召し上がっていただきたい」という思いから再加熱カートを導入しています。
カート内で熱風と冷風を循環させるため、ムラなく加熱ができるだけではなく食材の乾燥も防ぎながら、ごはんも汁物もいつも温かく提供できます。
また、デザートやフルーツは冷たいままご提供!これまで以上においしくお食事を召し上がっていただけます。

 

② アラエル(酒井医療株式会社)

浴槽に入ることができない方向けの設備です。
専用の車いすとセットになっており、入浴と同じ効果を得ることができます。
アラエルの一番の魅力はその名の通り『洗える力』が優れていることです。
合計22ケ基のシャワーノズルが配置されており、ウルトラファィンバブルでしっかり綺麗に洗えます。また、入浴後も温かさが持続します。

 

③ ピュアット(株式会社金星)

ピュアットはウルトラファインバブルという目に見えない小さい泡をつくりだす装置です。 この小さな泡が汚れを落とすため、こすり洗いと洗浄剤使用の必要がなくなるので、お湯に浸かるだけでキレイになります。

 

そして何より、そんぽの家 伊丹荒牧には、いつも笑顔でご入居者さまのことを第一に考え行動する、自慢のスタッフたちがいます!

「リーダーズ12」に選抜された誇りを胸に、この先も「未来の介護」に挑み続けてまいります!

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ABOUT USこの記事を書いた人

篠田 祐介
パンフやチラシなどの紙媒体やイラスト・キャラクター制作を担当。