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連載
2023.03.17

管理部からの知ってほしい情報!

~知ってますか!? 車両事故につながる意外な原因3選!~

皆さん、こんにちは。管理部総務課の加藤大聖です。
皆さんは車を運転するとき、安全運転のためにどのようなことを意識していますか?
「一時停止標識を見逃さない」「狭路では必ず徐行する」「かもしれない運転をしている(危険予測)」「一定の車間距離を保つ」など、さまざまな心構えで運転していると思います。

どれも正解です!

教習所で習ったことや運転経験のなかで学んだことが積み重ねとなり、ほとんどの方が【共通の安全運転意識を持って】運転をされていると思います。共通認識があるからこそルールを守り、大きな事故を未然に察知し、対策することができます。

しかし、この共通の安全運転意識から外れる「意外な原因」で、事故が発生することがあります。
そこで今回は「車両事故につながる意外な原因3選」を紹介していきます。

 

1.秋から冬にかけての「太陽」が原因の事故

実は秋から冬にかけて、朝日(6:30頃~9時頃)や西日(15時頃~16時前後)が強い時間帯に、事故が増える可能性があります。
夏の方が日差しが強く、太陽による光が原因で事故を起こしやすいと思われるかもしれませんが、実はそうとも言えないのです。注目点は「光の見え方」なんです!

秋から冬の太陽光の見え方は、夏と比べ以下のように変化します。

●空気が乾いている影響で大気が澄んでいるので、太陽光の透過率が上昇してまぶしさを感じやすくなります。
(大気中に、太陽光のまぶしさを遮るものが少ないためです。)

●季節性のドライアイなどで、目が疲労状態になっています。
(ドライアイだと光に敏感になりやすいです。)

よって、秋から冬にかけては、日差しが原因の事故が増えるといわれています。

少しでも事故リスクを減らすために、車に標準装備されている「サンバイザー」を利用することが初歩的な事故対策になります。しかし、視界が狭くなりがちなので、別の要因の事故につながってしまうリスクもあります。サンバイザーを利用する際は、デメリットをよく理解し、より一層注意をして運転していきましょう。

2.「ペットボトル」が原因の事故

ペットボトルによる事故と言えば、車内でペットボトルが座席の下に落ちてしまい、拾おうとして事故につながるケースが多く挙げられます。しかし、それだけではありません。

落下したペットボトルがアクセルペダルやブレーキペダルの下に入り込み、操作不能になってしまうことが原因で、重大な事故につながることも少なくありません。

また、「後部座席下(or助手席下)に落ちたから、あとで拾えば大丈夫かな。。」と思い、そのままにしてしまう場面に直面したことはないでしょうか? 実はここが落とし穴なのです!!

右左折した時やブレーキをかけた時は、運転者が思っている以上に車内に遠心力がかかります。(ブレーキを踏むときやカーブを曲がるとき、緩やかに動作したつもりでも、座席の荷物が下に落ちてしまった経験ありませんか??)

これと同じように、座席下に落ちていたものが、思った以上に移動してしまうことがあるのです。

つまり、落下したのが助手席や後部座席であっても、ペットボトルが運転席のペダル下に入り込み、操作不能となって重大事故につながってしまうリスクがあるのです。

 

ペットボトルは、ほとんどの車に標準装備されているカップホルダーへ置いておきましょう! もちろん、他の荷物もトランクに入れるなど、座席から落下させないための対策をとるのが望ましいですね!

そして、もしも座席から物が落ちたら、可能な限り安全な場所に停車してから拾うようにしましょう!

もう一つ!!実はペットボトルが原因の事故は車内だけでなく、ポイ捨てボトルがある道路上にもリスクがあります!ペットボトルの光の反射を利用して、カラス除けや猫除けに設置されているのを見たことはありませんか? 同じように、道路に落ちているペットボトルの反射で視界が悪くなり、事故に陥るケースも考えられるのです。。。

皆さん、ペットボトルは身近にある便利なものですが、上記のように、運転中には事故につながる危険物に化けてしまいます。。。十分お気を付けください!!

 

3.「くしゃみ」が原因の事故

意外なようで、あー確かにありえるかも、、、と思う方もいるのではないでしょうか?
わたしたち人間のくしゃみは生理現象であり、思ったように制御ができない反射です。
くしゃみをする際に起こる動作は、主に「目を数秒閉じてしまう」「手足がビクンとする」が挙げられます。

走行中にくしゃみで目を閉じてしまうと、その間に1秒~3秒間の時間が経過し、十数m進んでしまっていることになります。そして、くしゃみの反動で、アクセルをちょい押ししてしまうことも考えられます。そうです、この動作から事故へつながる可能性もあるのです。。。

くしゃみを未然に防ぐことは難しいものです。それでも、この記事をご覧いただいている皆さんは、くしゃみが事故の原因になり得ることを知ってくれましたよね。認識するというのは、大切なことです。それがリスクの軽減に、少しでもつながるのではないでしょうか!!

花粉が舞う季節がやってきています。どうしても、くしゃみの回数は増えますよね。花粉症の方は早めの対策等を行い、安全運転を実施していきましょう!

 

今回紹介した「車両事故につながる意外な原因3選」を見ていただいて、さまざまな行動や物に事故リスクが潜んでいると感じてもらえたのではないでしょうか?

事故原因は挙げればきりがないほどありますが、皆さんが「これは事故原因になるかも!」と思ったことを意識し、対処することで、格段に事故リスクを減らすことができます!

次に運転する際には、一度この記事のことを思い出していただければ幸いです。 

今日も安全運転を、よろしくお願いいたします!

撮影:富岡祐馬(管理部)         記事制作:加藤大聖(管理部)

 

参考

株式会社マジオネット https://magio-anzen.com/

気象庁ウェブサイト  https://www.jma.go.jp/jma/index.html

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ABOUT USこの記事を書いた人

猪野 雄一郎
2006年、ケアスタッフとして中途入社。 現在は企業情報サイトの担当をしています。趣味は多肉を育てること!