【千葉第3事業部】施設×訪問介護~「兼務」がつなぐ新しい風~

施設と訪問介護——
一見異なるフィールドで、今、新しい働き方が静かに広がりはじめています。
ラヴィーレみつわ台の青池さんと加藤さんは、SOMPOケア千葉都賀 訪問介護との「兼務」という新たな働き方に取組み中。子育てと仕事の両立に向き合いながら、2人で支え合い、現場の枠を超えたシナジーを生み出しています。
「兼務」という新しい働き方、そのはじまり
この「兼務」の形が生まれた背景には、2つの“課題”がありました。
ラヴィーレみつわ台では、子育て中の職員の復帰が重なったこともあり、シフトに一定の余裕がある状況でした。一方、SOMPOケア千葉都賀 訪問介護では、人手不足が課題に。当初、青池さんに個別の異動打診がありましたが、子育てとの両立に不安を感じ、一度は断念。
そんな中、千葉第3事業部長である佐山さんが提案したのが、「子育て中の加藤さんと2人一緒での兼務」という新しい働き方でした。不安を支え合える青池さん・加藤さんの2人だからこそ実現したこの取組みは、今や現場に明るい変化をもたらしています。
「兼務のリアルを語る」 職員インタビュー
実際に「兼務」という働き方に挑戦している青池さんと加藤さん。現在は隔週で交代しながら、ラヴィーレみつわ台とSOMPOケア千葉都賀 訪問介護を担当しています。
それぞれの週に応じて、ラヴィーレみつわ台では、当日の業務スケジュールを補う形で現場に入り、Qタイムやレクリエーションなども担当。訪問介護では通常スケジュールに入り、ご利用者さま宅を訪問。
そんな日々の中で、2人が感じている率直な想いや、現場でのリアルな変化を動画で語ってもらいました。2人のインタビューから見えてくる、新しい働き方の可能性を、ぜひご覧ください!
「働きやすさ」と「働きがい」をつなぐ、これからの一歩
今回の取組みは、「職員の働きやすさ」と「現場の課題解決」の両立を目指して生まれました。青池さんと加藤さんは、もともと子育てという共通点を持ちながら、信頼関係を築いていた2人。そんな2人だからこそ、訪問介護への不安を支え合いながら一歩を踏み出せたのだと思います。
この取組みは、単なる“シフト調整の工夫”ではありません。「働き方を柔軟に変えることで、職員の可能性が広がる」「一人ひとりのライフステージに寄り添うことで、組織にも新しい風が生まれる」そのことを、2人が体現してくれています。
今後はこの経験をもとに、他の事業所でも再現可能なモデルとして検討し、さらに“続けられる介護の職場”づくりを進めていきたいと考えています。
(千葉第3事業部長 佐山和也さん)

