CIO(最高情報責任者)土田さんインタビュー!・・・「ちょっとお時間いいですか? 本部長・役員に聞いてみた2025」

部長・役員の皆さんへのインタビュー特集
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「ちょっとお時間いいですか? 本部長・役員に聞いてみた2025」
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第11回は、CIO(最高情報責任者)兼IT企画部長として、CDO(岩本さん)とともに当社のDDA(デジタル・データ・AI)活用推進も担当される土田さんです!
Q1.土田さんは、CIO(最高情報責任者)かつ、IT企画部を所管されています。SOMPOケアの中でどのような役割を担っているのか、詳しく教えてください。
IT企画部は、IT(Information Technology=情報技術)を活用した社内システム全般の開発・保守・運用を担っており、IT戦略立案、システム化計画策定・執行、ITコスト・リスクの最適化が主な役割です。
今年度からは社内のデジタル・データ・AI活用推進も役割に加えており、これらを通じてSOMPOケアならではの高い生産性と品質の両立に貢献できるよう取組んでいます。
Q2.所管されている部門・部署の「推し」ポイントを教えてください!
個性の強さと、とにかく真面目なところですかね。
IT企画部が担当するセットアップ社も含めて、様々なバックグラウンドを持つメンバーが集まっていますので、一人ひとりの強みも異なります。この多様性を活かした自由闊達なIT部門になれるよう、人間尊重と対話を大事にしたいと考えています。
IT企画部全体会議の後に開催された懇親会での記念写真😊
ここに写っている皆さんが、社内システムの安定稼働を担ってくださっているんですね。
いつもありがとうございます!
Q3.他の会社にはない「SOMPOケアらしさ」って、どこにあると思いますか?
もしくは、「SOMPOケアっていい会社だな」と思う瞬間を教えてください。
皆さん、ちゃんと挨拶するところ。意外とできていない会社が多いのですが、当たり前を当たり前にできるいい会社だな、と思います。
また、自社の利益のみを追求し、他社から契約を奪う(いわゆるマーケットシェア至上主義)という価値観ではなく、介護業界全体の発展と牽引を担うパーパス「SOMPOの介護が日本の介護を変える」に共感している社員が多いところが、他社にはない当社らしさ(強み)だと思います。
Q4.日々の仕事の中で、「介護の仕事をやっていて良かった」と感じるのはどんな時ですか?
介護業界はIT・デジタル・AIの活用余地が大きく、「伸びしろしかない」と思う一方、その利活用の徹底には、運用改善(標準化)とシステム化をバランス良く見極めて進める必要があるため、その分、難易度が高いとも感じています。
ただ、このハードルを乗り越えた先には、当社の介護オペレーションの品質・生産性が業界を牽引できる(日本の介護を変えられる)期待感が大きく、介護業界に着任できて良かったと本当に思います。
Q5.SOMPOではAIを積極的に活用していこうとしています。土田さんは今、どのようにAIを使っていますか?
「これは便利だ!」と思っている使い方があったら、ぜひ教えてください。
一般的な活用レベルだと思いますので、皆さんにお勧めできることはないのですが、「介護・ヘルスケア領域の技術動向、活用事例」を定期的にリサーチしています。
また、「拡張検索生成(通称:RAG)」といって、社内ナレッジ(規程、マニュアル、QA、その他公式会議資料など)を基本情報としてテキスト等を生成する使い方を社内でどう実現できるか、といった観点で複数の大規模言語モデル(LLM)を試しています。
ライター注:複数の大規模言語モデル(LLM)を試す、、、さすがCIOですね!
Q6.仕事とプライベート、それぞれで大切にしていることを教えてください!
仕事では、会社の目指すパーパス・経営戦略・経営目標と、その中でIT部門の果たすべき役割や具体的な目標、これらが各メンバーの目標設定が繋がるよう、そして全体感が部門内で共有・共感できることが大事だと考えています。(まだまだ十分ではありませんが・・・。)
プライベートでは、あまり仕事のことで悩み続けず、とにかく体を動かす(週末のウォーキングと料理で頭をリセットする)ようにしています。
ライター注:料理については、前回のインタビューQ12もご覧ください!
Q7.土田さんが「SOMPOケアWATCH!」読者の方へオススメしたい●●(本、ドラマ、映画、お酒、お菓子など何でもOK)、ぜひ教えてください!
NHKで放映していたアニメ「チ。―地球の運動について―」がお薦めです。カトリック教会が信じていた「天動説」に抗い、「地動説」を「真理」として命がけで探求・普及しようとした人々を描いたフィクションです。当職も中2の娘に薦められて見てハマりました(既に完結して、Netflix等で配信されています)。
ライター注:「チ。-地球の運動について-」・・・気になっていながらも、まだ見ていませんでした。これは絶対見ないといけないですね!
Q8.今、はまっている事は何ですか?
日本酒ですかね。
エヌ・デーソフトウェア(山形県南陽市)の立場で仕事するようになってから(でもなく、実はその前から)、山形県の地酒を購入する機会にめぐり合いまして、最近、ちょくちょく仕入れては人にも勧めています。本当に良いお酒は、飲んでも二日酔いになりにくいことを50才を超えて初めて体感しました。
ライター注:AIくんによると、山形県は「酒どころ」として全国的にも非常に有名で、特に「吟醸王国」と呼ばれるほど吟醸酒・純米吟醸酒のレベルが高い地域なのだそうです。「十四代」、「出羽桜」、「くどき上手」、「初孫」・・・確かに私も聞いたことがある日本酒が沢山あります!
Q9.土田さんのパーパスを教えてください。
「一人ひとりの達成感や成長実感を大切にすることを通じて、より良い未来を創る」ことです。
IT部門が組織・個人ともに持続的に成長できるよう、自身の役割・責任をしっかり果たしたいと思っています。
Q10.最後に、「SOMPOケアWATCH!」をご覧の皆さんに、メッセージをお願いします。
IT・デジタル・AIを使いこなせれば、当社パーパスの実現可能性は確実に高められます。一方、技術進歩のスピードがどんどん早くなっている今、SOMPOグループ、SOMPOケア(フロント・ミドルビジネス部門・IT部門)で密に連携し、支え合っていかなければ、逆に不確実性が高まります。
パーパス実現という共通の目標に向かって、我々の会社を、介護業界をより良くするために一緒に頑張りましょう!
土田さん、ありがとうございました!
次回もお楽しみに!
※過去の土田さんインタビューは、こちらからご覧ください!

