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イベント
2026.07.31

音楽が繋ぐ新しい絆 ~ご入居者さまと地域ボランティアで奏でるアンサンブル~

 

6月16日の午後、ラヴィーレレジデンス用賀のご入居者さまである池澤さまと鹿田(しかだ)さま、そして地域ボランティアの乗松(のりまつ)さま。音楽を愛するお三方によるヴィオラ、チェロ、ピアノの「三重奏」が、1階のラウンジに響き渡りました。

今回は、この素敵な音楽イベントの舞台裏と、ご入居者さまお二人の横顔を取材しました。

 

お二人をつないだ手書きの楽譜

実は、この三重奏が実現するまでには、ちょっとしたドラマがありました。

共演実績がある池澤さまと乗松さまのお二人に、新たにチェロの鹿田さまをお誘いする形でスタートした今回の企画。しかし、ご入居間もない鹿田さまは『楽譜がないので難しい』と、一度は出演を辞退しようとされました。

「せっかくの機会、なんとか共演できないか」と考えた池澤さまは、コンシェルジュに相談し、すぐに作戦会議を開催!そこで解決の糸口となったのが、池澤さまが歩んでこられたこれまでの音楽活動でした。

実は池澤さま、大学オーケストラで指揮や編曲の経験をお持ちだったのです。

なんと、鹿田さまのためにチェロ用の楽譜を手書きでさらりと書き上げてくださいました。この温かい熱意に背中を押され、鹿田さまは出演を決められました。

 

会場から聞こえてきた合唱

驚くべきことに、当日のリハーサルを除きお二人での練習はわずか15分ほど。しかし、日頃からよく知る間柄だからこそ、息を合わせるのも非常にスムーズでした。

当日は大々的な告知をしなかったにもかかわらず、開演前から多くのご入居者さまで会場は満席に!

ピアノの乗松さまからのリクエスト曲「ふるさと」が始まると、会場からは自然とご入居者さまの歌声が。ソプラノとアルトの美しい合唱が生まれ、会場全体が温かなハーモニーに包まれました。

演奏後、池澤さまは「本物のハーモニーが生まれたのが嬉しかった」と語られました。

鹿田さまも「皆さんの前での合奏は少し緊張しましたが、本当に楽しくて最高の体験でした」と笑顔で振り返ってくださいました。

 

奏者の横顔

🎵 ヴィオラ  池澤さま

中学でバイオリンを始め、高校でカルテットを組む際にヴィオラへ転向されたという池澤さま。

「ヴィオラの一番の魅力は、音と音を繋ぎ、美しいハーモニーを生み出すところ。長く弾いているうちに、自然と人と人とを繋ぐことも好む、穏やかな性格になりました」と、これまでのヴィオラとの人生を優しく振り返られます。

本業では数々の都市開発を手掛け、省庁のコンサルタントも務められたという華麗な経歴の持ち主でもいらっしゃいます。その豊かな歩みが、奏でる音楽に深い奥行きを与えているのは間違いありません。

また、現在お使いのヴィオラとは、約50年もの付き合いになるそうです。「大切な相棒です」と優しく語る表情が、印象的でした。

 

🎵 チェロ 鹿田さま

一方、鹿田さまは、50歳手前でチェロを始められました。学生時代からクラシックギターを演奏されていましたが、その音色に惹かれ「いつかはチェロを弾いてみたい」と思われていました。

長年の夢を叶えようと、銀座の楽器店へ足を運ばれた鹿田さま。50歳の節目を前に、初めてご自身のチェロを抱えた日の感動は、今も色褪せてないと振り返られます。

それから約30年。現在もアマチュアオーケストラ(略して、アマオケというそうです!)に所属され、月2回の練習に通われています。「やっぱり音が良いんですよね。スッと体に響くような音色が最大の魅力です」と教えてくださいました。

「指の押さえ方、さらには曲によって異なる弓の上げ下げなど、弦楽器ならではの難しさは確かにありました。しかし、合奏をして、一つの音楽をみんなで作っていくのは本当に楽しい」と、笑顔で語られました。

 

未来へ響く、次なる音色

初回公演(?!)を終えたお二人の笑顔には、早くも「また次も」という期待が溢れていました。ラヴィーレレジデンス用賀から、次はどんな素敵なハーモニーが聴こえてくるのか、今からとても楽しみですね。

素敵なお話を伺うことができました。ありがとうございます!

 

みなさまにインタビュー!

 

🎵 今回、ピアノを演奏してくださった地域ボランティアの乗松さま

ご一緒に「ふるさと」を演奏できたことをとても光栄に思います。おふたりの素晴らしい演奏と皆さまの歌声も重なり、会場全体が温かな雰囲気に包まれてとても幸せな時間となりました。ありがとうございました。

🎵 ご入居者さまからも・・・

池澤さんといつも囲碁をご一緒しています。著書もあり、楽器も演奏され、多才で素晴らしい方です。

🎵 コンシェルジュ 木南さん・亀高さん

お三方の奏でる楽器に合わせ、多くの方が自然に歌ってくださった数分間、とても尊く幸せな時間でした。こんな素敵な時間を共有させていただけたこと、コンシェルジュとして大変嬉しく思います。

🎵 支配人の青木さん

ご入居者さま同士の自然な交流から輪が広がり、地域ボランティアの方も交えた素敵なコラボが生まれました。コンシェルジュがそのお手伝いができたことも、大変嬉しく思っています。これからもご入居者さまの「やってみたい」「楽しそう」という想いを、形にするお手伝いを、続けていきたいですね。

 

👉 ラヴィーレレジデンス用賀のホームだよりも、こちらからご覧ください

 

 

編集後記 Coda ‐コーダ‐ 小さな余韻 

ヴィオラとチェロでは楽譜の中で使われる記号が違うことを、今回初めて教わりました。それを知ると、お二人の間を繋いだ<手書きの楽譜>がより一層温かく胸に響きます。これからも、皆さまがそれぞれの素敵な音色を奏で続けてくださることを心から願っています。

 

 

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ABOUT USこの記事を書いた人

松石由紀子
今年の春から着任いたしました。 よろしくお願いいたします!