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ニュース
2024.11.29

介護付きホーム研究サミット2024 『そんぽの家 三浦』『そんぽの家 十番町』が受賞!!

全国介護付きホーム協会(介ホ協)が毎年開催している、介護付きホーム研究サミット。

今年は10月15日(火)に開催された第12回 事例研究発表全国大会において『そんぽの家 三浦』、『そんぽの家 十番町』が優秀賞10組に選出されました!!

 

おめでとうございます!

 

 

さらに!グランプリには『そんぽの家 三浦』が選ばれました!!

ホーム長の三浦さん

おめでとうございます!

 

今回は、グランプリに選ばれたそんぽの家 三浦の研究内容をご紹介します。

また、優秀賞を受賞したそんぽの家 十番町の濱島さんにもコメントをいただきました!!

 

全国介護付きホーム協会のホームページはこちら

一般社団法人 全国介護付きホーム協会

 

 

【研究タイトル】

SOMPO流「子ども食堂」が未来社会を創り出す

~地域と繋がる・拡がる・支え合うことの大切さ~

 

発表者

そんぽの家 三浦 ホーム長 三浦 由紀さん

研究目的

SOMPOケアは、ご利用者さまと介護職員、未来社会にとっての「三方良し」実現を目指しており、SOMPO流 子ども食堂の目的も同じ「三方良し」を実現していくことです。

地域の関係機関先へSOMPO流 子ども食堂の認知活動をする際、「困窮家庭の救済が目的」という一般的な子ども食堂のイメージを強く持たれており、SOMPOケアの多世代間の交流という目的が浸透していない状態でした。

このことから「三方良し」を実現するために、そんぽの家 三浦で開催しているSOMPO流 子ども食堂において、ご利用者さまの生きがいの創造、働く職員の働き甲斐の向上、また地域社会への貢献、これらの「三方良し」がどのように実現されていくのかを検証しました。

 

研究内容

【対象】三浦市内の地域で、子どもに関係する機関先

【期間】2022年12月~2023年9月

【内容】

1.地域へのSOMPO流 子ども食堂の認知拡大

2.地域へSOMPO流 子ども食堂の開催目的の浸透

この2つの課題を解決するために関係性の構築を図っていく。

 

【方法】主な地域の関係機関先へのアプローチ

① 三浦市教育委員会の校長会議への説明

SOMPO流 子ども食堂の開催目的について説明。毎月1回、三浦市内小学校(全8校)への「子ども食堂」のポスターの貼りだしと、チラシの配布の了承をいただき実施。

② 三浦市の交流センターへの説明

 三浦市の交流センター主催のマッチングイベントへ参加し、SOMPO流 子ども食堂の運営目的について説明。イベントの参加者は、三浦市の農家の方々、三浦市内子育てサークル、未就学児の支援団体、三浦市役所の協働課など多くの地域関係者が参加。参加者との意見交換の良い機会となりまた、参加者同士の繋がりも生まれた。

三浦市社会福祉協議会への説明

SOMPO流 子ども食堂の運営目的について説明。そんぽの家 三浦での開催時にボランティアの支援をいただけることになった。

三浦市民生委員会への説明

三浦市民生委員会に参加し、SOMPO流 子ども食堂の運営目的について説明。

緊張しながらも、しっかりと発表をしていました

 

結 果

三浦市内の地域で子どもに関係する機関先に対してアプローチの結果、

地域へのSOMPO流 子ども食堂の認知拡大 、地域へのSOMPO流 子ども食堂の開催目的の浸透をすることで、機関先と関係性の構築ができた。

【詳細】

1.地域へのSOMPO流 子ども食堂の認知拡大ができた。開催当時は子ども達の参加は1~4名、ご利用者さまの参加も2~3名程度だった。現在は子ども達の参加は、三浦市内の地域の子ども達が10名以上、ご利用者さまの参加も10名以上と増えた。

2.地域へのSOMPO流 子ども食堂の目的の浸透ができた。活動を通して、SOMPO流 子ども食堂は三浦市では類を見ない、特別な「子ども食堂」としての位置付けとなった。また、開催目的の浸透をしていくことで、関係機関先との繋がりの拡大となった。特に三浦市教育委員会と三浦市内の小学校に対して、開催目的を正しく理解してもらえたことが、目的の浸透に大きく影響した。

 

研究の詳細は、下記URLからご覧いただけます。

※掲載期間:2024年9月10日(火)~2025年3月31日(月)

こちら ⇒ https://youtu.be/97mD9lK_d9g

 

グランプリを受賞した、そんぽの家 三浦の上席ホーム長 三浦さんにお話を伺いました。

取り組みに至った経緯

 そんぽの家三浦でのSOMPO流 子ども食堂が、三浦市に浸透していない状態でした。SOMPO流子ども食堂の目的「三方良し」を実現するために、「認知拡大」と「開催目的の浸透」の課題解決に向けて取り組みを実施しました。ご利用者さまと介護職員、未来社会にとっての「三方良し」が実現できるよう実運営をしながら検証をしていくことにしました。

 

今回の取り組みを行う中で、大変だったこと

そんぽの家 三浦がある白石地区には、小・中学生が1人もいないことが、取り組みを行ううえで一番大変でした。

「どうやったら子どもたちが子ども食堂に参加してくれるだろう?」と常に考えていました。子ども食堂を始めてから、子どもの参加人数が1名の時もあり、運営を継続できるのかとても不安で・・・。でも、どうしても諦めたくなくて三浦市内を駆け巡り、子どもの参加するイベント、民生委員会の会合に出席、多くのボランティア活動にも参加しました。

子ども食堂を始めてから、たくさんの方々とつながり人間関係を築いたことで、地域の方々と支え合うようになりました。今では、三浦市内を駆け巡っていた時が、一番楽しかった!!と実感しています。

 

グランプリを受賞した感想

左から 司会の町さん、ホーム長の三浦さん、鷲見さん

 

栄誉ある賞をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。そんぽの家 三浦の職員全員が、課題解決と向き合い、努力を重ね子ども食堂を支えてくれた結果が実ったのだと実感しました。

改めて、「三方良し」の実現に向けて、子ども食堂を運営することの大切さを感じることができました。

 

今後の目標や意気込みを教えてください

小学校にて、「認知症の方々の理解を深める」「心のバリアフリーとはなんだろう?」などの講習を開催し、未来社会を担う子どもたちに向けて更に、関りを増やしていきたいです。また、SOMPO流 子ども食堂の運営以外にも職員とともに、新たな目標に向かって、チャレンジをしていきます!

 

 

優秀賞を受賞した『そんぽの家 十番町』マイスターの濱島さんから、コメントをいただきました!

左 そんぽの家 十番町 マイスターの濱島さん 右 そんぽの家 三浦 ホーム長の三浦さん

 

【研究タイトル】

ご入居者様の満足度、生活の質の向上を目指して

~ACP の実践&ICT を用いた見える介護~

 

優秀賞を受賞した感想

このような栄えある賞を頂き、誠に光栄に思います。

本受賞は私個人の力だけでなく、日ごろから多職種が連携して「ご入居者さまの望む生活」を目指し取り組んでいることを表彰いただけたと思います。

この取組みを支えて下さった十番町のスタッフ、管理者の西澤さん・正次さん・右高さん、サービス品質課の市橋さんなど、多くの皆さまのご協力とご指導の賜物と思っております。この場を借りて深くお礼申し上げます。

 

今後の意気込み

本取組みを通して、ご入居者さまの困り事を解決すること、楽しみ・生きがいのある生活とは何かを考え実現することが、私たち介護士が目指すべき目標であり、それが人間尊重へ導いていくと感じました。私自身コロナ禍で入社し、様々な制約がありましたがようやく、自分のやりたい介護ができ始めていると感じます。

改めて、介護プライドマイスターとしての自覚と責任感を持ち、ご入居者さまの不安や困り事に向き合います。

「ご入居者さまのその方らしさを大切に」、誠実に熱意をもって精進してまいります。

 

 

そんぽの家 十番町の研究詳細は、下記URLからご覧いただけます。

※掲載期間:2024年9月10日(火)~2025年3月31日(月)

こちら ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=4D__wTtlCHM&t=3s

 

 

改めて、優秀賞、グランプリおめでとうございます!

 

 

優秀賞を受賞した10組の取組みは、期限付きですが下記URLよりご覧いただけます。

※掲載期間:2024年9月10日(火)~2025年3月31日(月)

こちら ⇒ https://www.kaigotsuki-home.or.jp/schedule/2024/455

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ABOUT USこの記事を書いた人

佐藤 真樹
2022年度より広報部に来ました。現場経験が長いので現場の楽しさを自分なりに皆さんにお伝えできたらと思ってます。 【笑う門には福来る】常に笑顔で頑張っていきます! ちなみに特技はDanceです。