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2022.09.26

「出張講師」松戸向陽高校へ講義に行ってきました!by千葉第一事業部

千葉県立松戸向陽高校(千葉県松戸市)から依頼をいただき、福祉教養科(千葉県内唯一の福祉に関する専門学科)2年生、約30名の生徒の皆さんに“訪問介護”の講義を実施することになりました。

松戸向陽高校では令和3年度、開校以来はじめて介護福祉士国家試験合格率100%を達成されたそうです!

 

 

2022年7月28日 SOMPOケアから松戸向陽高校を訪れたのは、

佐山和也さん(千葉第一事業部部長)

石井将弘さん(そんぽの家S 五香南 上席ホーム長)→なんと、松戸向陽高校は石井さんの母校です(当時の学校名は松戸秋山高校)

坂巻公美さん(SOMPOケア 五香南 訪問介護 サービス提供責任者)

板垣香澄さん(埼玉千葉人事採用課チームリーダー)

の4名!

(左から) 石井さん 佐山さん 坂巻さん 板垣さん

 

 

講義スタート

まず、佐山さんからは「介護の背景」をテーマに、介護における国の予算や介護保険サービスの概要、ビジネスモデル、また、介護事業の指定基準など難しい内容も、クイズを出しながら楽しく、また分かりやすく、生徒の皆さんに伝えていらっしゃいました!!

 

18歳で入社され、勤続21年の佐山さん。16歳のころから介護に携わっておられるそう。訪問介護のケアスタッフ、管理者などを経て、現在は千葉第一事業部の部長として力を発揮されています。

 

石井さん、坂巻さんにバトンタッチ!

生徒の皆さんへ介助の際に役立つスキルやポイントを伝える 坂巻さん(左)と石井さん(右)

 

訪問介護とは!という基礎知識から、石井さん、坂巻さんのこれまでの体験談、介助ごとのワンポイントアドバイスなど、教科書には載っていない、現場で役立つ話を交えながら話され、生徒たちは必死にノート書き留めていました。

 

グループワークを行いました!

◆テーマ:「訪問介護」で知っていることを教えてください!

生徒の皆さんから出た意見(一部抜粋) 

 「施設で介護をするときと同等のスキルが必要」

 「ご利用者さまおひとりに、集中してサービスを提供できる」

 「お一人おひとりと、しっかりと向き合うことができる」

 「時間の制限がある中で、効率よくサービスを提供する必要がある」

 

 

◆テーマ:自分が高齢者になった時、自宅でどのような生活を送りたいですか?

生徒の皆さんから出た意見(一部抜粋)

 「元気なおじいちゃんでいたい」

 「社会とつながっていたい」

 「家族や友達と一緒にいたい」

 「自宅で過ごしていたい」

 「自分の足で歩きたい」

◆テーマ:高齢者の尊厳を守るためには?

生徒の皆さんから出た意見(一部抜粋)

 「相手を敬う気持ちを持つこと」

 「高齢者に限らずだが、相手を不快にさせてしまうような言葉遣いは避けるべき」

 「長く生きて来られた方から学ばせてもらうという気持ちを忘れない」

 「誰に対しても平等に」

 

これまで習ってきた知識や感じたことを、それぞれ共有しながら学び合うことができました。

 

 

石井さん・坂巻さんから生徒の皆さんへ、講義の最後にメッセージが贈られました

・石井さん

自分が嫌だと思うことは、ご利用者さまもきっと同じだと思います。

援助をする際に、「自分だったらどう思うか?」ということを常に考えてほしいです。

 

・坂巻さん

失敗は誰にでもあり、私にも当然あります。今、皆さんにお伝えできることがあるとすれば、「失敗した後が大事ということ」。失敗や経験を積み重ねて、目の前のご利用者さまに心のこもったサービスを提供していただきたいです。

 

 

担当の江口先生にも、お話を伺いました

コロナの影響で、昨年からほとんど実習ができず座学が中心です。

しかし、今回のように実際に介護現場で働いているプロの皆さんからお話を聞けることは、生徒にとってとても良い刺激となり、知識の幅も広がる機会となりました。

また、「介護」に対する考え方が1年生のときよりも成長しているなということを、グループワークの発表を通じて実感しました。本当にありがとうございました。

 

 

生徒の皆さんからも、うれしいコメント!!!

「貴重なお話を聞くことができ、とても勉強になったと同時に、訪問介護への印象が変わりました。」

 

「訪問介護の現場では、その時その時の対応だけでなく、援助する側の連携が大切なのだと学ぶことができました。また、ご利用者さまのご自宅に伺うことになるので、その方の価値観やこだわりを知ることが、より良い援助につながることも学ぶことができました。」

 

「在宅介護だからこそできることがあり、それを支援していく楽しさが訪問介護にはあると感じました。また、援助をする私たちの行動や言葉一つひとつがご利用者さまの尊厳を守ることにつながり、意志を尊重することにもつながる。そしてそれがご利用者さまの自信と自己肯定感の向上にも繋がっていくことを学びました。」

 

皆さん、これからも介護の知識、そして楽しさをどんどん学び、将来に活かしてくださいね!

日本の未来を、共に支えましょう!

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ABOUT USこの記事を書いた人

小野 真由美
「WATCH!」担当。
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