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特集
2024.03.07

第9回(2022年度)社長賞 受賞者インタビュー第5弾

このコーナーでは、2022年度 社長賞を受賞した13組の事例を5回にわたり紹介します。

 

SOMPOケア社長賞とは、当社における社内表彰制度の最高栄誉に輝く賞のひとつとして、サービス品質の向上、地域連携、業務効率化およびES向上(従業員満足度)などにおいて、他の模範となる成果を生んだホーム・事業所・職員を表彰します。

社長賞授与式の記事はこちら↓

https://www.sompocarewatch.com/news/9903/

 

代表者の方にインタビューさせていただきました🎤

SOMPOケア ラヴィーレ豊中

ラヴィーレ豊中 ホーム長 稲岡 眞美さん 【団体受賞】新築移転後の新たな地域で地域交流を促進したことで、ご利用者さまの生きがいを創造した取組み

 

取組み時のエピソードを教えてください

ラヴィーレ豊中は2022年4月11日に新築移転しました。

移転をするにあたり、通常業務をしながらの移転業務、新天地での色々な変化にスタッフだけではなく私たち管理者もこれからどうすればいいのか不安でいっぱいでした。

まずは、地域の方へ「ラヴィーレ豊中」を知っていただくことを目的に、自治会や地域包括支援センターへの訪問、近隣施設へ手作りのチラシをポスティング、スタッフから「感染症がおさまらない中ではあるけれど、隣の保育園の子どもたちと交流がしたいです。」の言葉を受けて保育園へも訪問などするなど足を運べるところはどこへでも行きました。

また、思い出深いエピソードとしては、「小学校の運動会で横断幕を作って地域の方々にラヴィーレ豊中を知ってもらえたらいいね」とのアイディアをいただき、ご入居者さまとスタッフで応援団を作ろうと動き出しました。あるご入居者さまから「孫が6年生で今年の運動会が最後なんだけど・・・コロナの関係で運動会には人数制限があっていけないの・・」と。ご入居者さまとスタッフが一緒に横断幕を作ることでお孫さまの応援ができたことも嬉しいエピソードとなりました。

今では、運動会の応援をきっかけに小学校生との交流がはじまっただけでなく、毎週開催している地域包括主催の地域向けパワーアップ体操、保育園交流会、子ども食堂への参加、行政主催の商店街でのフェスへのお手伝いなどたくさんのつながりを持つことができています。新築移転がラヴィーレ豊中の団結力と繋がる力を生み出してくれたのだと思います。

 

受賞を受けての感想と今後の目標について

まさかの受賞で驚きました。ラヴィーレ豊中の全員でいただいた賞ですので本当にうれしいです!!

ラヴィーレ豊中のスタッフみんなの行動力は私の誇りです!!

今後の目標は、今までと変わらず「自分たちが今、何ができるのか?」「何をするべきか?」を考え行動していくこと。そして私たちの行動が「未来の介護」へと繋がっていき「NEW 3K」を目指しスタッフがやりがいを持って働ける場所であり続けることができるように皆で考えながら進んでいくことが今後の目標です。

 

SOMPOケア南蔵王 小規模多機能

SOMPOケア 南蔵王 小規模多機能 管理者 清水 安江さん 【団体受賞】:「小学校での

福祉体験」 

 

取組み時のエピソードを教えてください

私が以前から「できるといいなと思っていたこと」。それは、小学校での福祉体験会でした。この想いを上司に相談したことがきっかけで、上司やスタッフさんの力を借りて実現させてもらいました。

まず私の子どもが通う小学校へ福祉体験をさせていただけないかとのご相談に伺ってみたところ、「ぜひお願いします」とのお返事をいただき早速体験会に向けて動き出しました。

車いす体験当日は、友達同士で車いすに乗ったり、押したりしているときに、ある生徒から『清水さん、ちょっと乗ってみて、押してあげるから。』と言われて乗りました。そしたら、その男の子『重っ!』と一言。これには、『まぁそうだよな~。』と悲しいやら、可笑しいやらつい吹き出してしまいましたが、私が『お友達より重いよね。押しにくいでしょ?』と言うと、『うん、押しにくい。でも、おじいちゃんやおばあちゃん、背の低い人もいれば、体の大きい人もいるよね。介護士さん大変だね。運転が上手じゃないと困るね。』と男の子が笑顔で話しかけてくれました。

体験会を通じて、車いすを押す前には、『これから押しますね。』『ゆっくり押しますね。』『大丈夫ですか?』と声を掛けが必要なこともしっかりと習得してくれた様子でした。

小学生に介護の魅力を伝えたいと思って取り組んだこの日、私も改めて介護の魅力を感じることができました。

 

受賞を受けての感想と今後の目標について

受賞の知らせを受けたときは、本当に本当に嬉しかったです。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

今後は、近隣の小学校への福祉体験会、中学生の職場体験会、出前授業、高校生に向けては、介護の仕事を伝えていくこと、大学生のボランティア協力のもと子ども食堂開催など、地域に向けたSOMPOケアの介護の魅力を発信していきたいです。また認知症カフェの開催も計画中です!より地域に根付いたSOMPOケアを目指したいです。

 

社長賞のご紹介は今回がラストでした。素晴らしい取組みばかりでしたね!

インタビューにご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
そして改めて、社長賞の受賞おめでとうございます!!

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ABOUT USこの記事を書いた人

小野 真由美
「WATCH!」担当。
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