【7月】WATCHバナー夏の縁側PC_2
【7月】WATCHバナー夏の縁側SP_2
連載
2026.07.24

100歳リレー 〜激動の時代を生き抜き、今は“極楽”の毎日〜

「100歳リレー」では、全国のホーム・事業所で100歳を迎えられたご利用者さま、お一人おひとりにスポットを当て、日々のいきいきとされたご様子など「その方らしさ」をありのままにお伝えしていきます。

今回ご紹介するのは、ラヴィーレ羽田(東京都大田区)にご入居されている、岩﨑かつよさま(105歳)です。

東京・京橋生まれ。大家族を支えた激動の戦中・戦後

9人兄弟の末っ子として東京・京橋で生まれ育った岩﨑さま。人生で最も印象に残っている出来事は「太平洋戦争の終結」だと語ります。

戦時中は20代半ば。2人の乳飲み子を抱えながら、夫の兄弟や祖父母など総勢13人の大家族の中で生活されていました。

戦後の新円切替で「家に1,000円しかない」という、どん底の窮地に立たされたとき、 岩﨑さまの持ち前のたくましさが光りました。自ら羊羹を作って銀座の店舗へ卸し、現金を稼いで見事に家計を支えたのです。

その後も13人分の家事全般を引き受け、結核を患った弟さまの看病や、乳飲み子を抱えながら臨んだご自身の手術など、数々の困難を「体の丈夫さ」で乗り越えてこられました。「子どもを大学まで進学させること」を目標に、必死に働き続けた日々だったと振り返られます。

『色々あった』で済ませるには、濃すぎる人生。そして辿り着いた“極楽”のホーム

ご実家が果物の仲買業を営んでいたという岩﨑さま。ご家族で取引先のレストランを利用したり、フランスやイタリア、台湾への海外旅行を楽しんだりと、華やかな思い出もたくさんお持ちです。

波乱万丈なご自身の人生を振り返り、「功罪半ばで、とても幸せな人生だった」と笑顔で語ってくださいました。

現在お住まいのホームでの生活については、なんと「良すぎて困っている。ここは極楽」 との最高の褒め言葉をいただきました。
「寝放題、食べ放題で、願ってもないような人生が最後に来た。至れり尽くせりです」と、非常にご満足いただいています。

ホームでの新たな出会いも・・・ご友人との一枚

105歳の元気の秘訣は「美味しいもの」と「麻雀」!?

「元気すぎて困っている」と笑う岩﨑さまに元気の源をお伺いすると、「何でも美味しくいただけること」とのこと。中でも、特にお好きだという食べ物がステーキ🥩です!
※ライターもステーキ好きなので、取材中にこっそりおすすめ店をうかがってしまいました。

ホームでは、月2回の豊洲直送のお魚販売や、毎週土曜日の移動スーパーを楽しみにされています。

お目当てのものを見つけてご満悦の岩﨑さま

また 、都内でうなぎ店を営む娘さまが面会時に持参してくださる「うな重」を美味しくいただく時間も、毎回とても楽しみにされています。

そして、現在の最大の楽しみは週2回の麻雀

かつてはご自宅の地下室に中古の電動麻雀機を置き、ご家族で本格的に楽しまれていたそうです。

現在はホームで手積みの麻雀を行っているため、「手でやるのは少しじれったいね」と笑いつつも、負けず嫌いな性格もあり、勝負の時間は常に真剣そのもの。

気づいたら、2時間以上没頭してしまうこともあるんだとか・・・

耳が遠い岩﨑さまは、普段は補聴器を外して静かに過ごされていますが、麻雀の時だけは補聴器をしっかりつけて臨むという、勝負師の一面も見せてくださいました。

昨年のお誕生日には、麻雀柄の靴下をもらったそうです。

若い世代へのメッセージ「見えない人生、その時に一生懸命やるしかない」

ご家族さまへの愛情が非常に深く、私の愛する人は子どもと言い切る岩﨑さま。

頻繁に面会に来てくださる娘さまや、ご自身の入院時に現在のホームを探し、入居の準備をすべて進めてくれた息子さまには、感謝の気持ちでいっぱいだとお話しされていました。

面会に来られたご長男さま夫婦との一枚

―最後に、人生の大先輩から私たち若い世代へのメッセージを伺いました。
先なんか見えない人生だった。だからこそ、その時その時にいいだろうと思うことを、一生懸命にやってきた。みんなそれぞれに違うんだから、私から教えることなんて何もないよ。遊びたい時は思い切り遊んで、働きたい時は一生懸命働く。その時その時を、ただ一生懸命に生きるしかないんだから

飾らない、力強い言葉に込められた105年の重み。

「その時」を一生懸命に生き、目の前のご利用者さまの笑顔のために全力を尽くすことの大切さを、ライター自身も改めて感じています。

 

岩﨑さま、貴重なお話をありがとうございました!

これからも美味しいものをたくさん食べて、大好きな麻雀を楽しんでくださいね。

👉ラヴィーレ羽田のホームだよりも、こちらからご覧ください!

はーとまーくを、おしてね♪
いいね!
いいね 11
読み込み中...
この記事をシェアする

ABOUT USこの記事を書いた人

藤倉 夢華
18新卒。広報室にてウェブサイトを担当。