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特集
2026.07.28

SOMPO美術館 開館50周年。新宿でアートに触れ、心のリフレッシュを。

今回は、SOMPOグループの文化・芸術のシンボルであり、今年で開館50周年という大きな節目を迎えた「SOMPO美術館」をご紹介します。

新宿の街にありながら、一歩足を踏み入れると広がる穏やかなアートの世界。SOMPO美術館の魅力に迫るとともに、忙しい日常から少し離れ、心に栄養を与えてくれるミュージアム体験のすばらしさをお届けします。

1976年から未来へ。新宿とともに歩む50年

SOMPO美術館は1976年7月に、安田火災海上(現:損保ジャパン)本社ビル42階に「東郷青児美術館」として開館しました。新宿の地で半世紀にわたり、芸術文化を未来へつなぐ活動を続けてきました。

 

この節目を記念し、2026年1月から2027年2月末まで、「美術・新宿・ココロの再発見。」をテーマとした記念事業が開催されています。

開館50周年の記念ロゴ

「美術がもたらす心の自由を大切にしたい」というメッセージを込めて、2014年より使用している、東郷青児の作品《超現実派の散歩》をモチーフとしたロゴです。

次の50年も美と自由の大切さを忘れずに歩み続けたい、という想いも込められています。

開館50周年特設サイトはこちらから!

https://www.sompo-museum.org/50th/

施設紹介~洗練された空間でアートと向き合う~

新宿駅西口から歩いて5分ほど、ひときわ目を引く曲線的なフォルムの建物がSOMPO美術館です。

 

 

美術館建物前に設置している、ゴッホ《ひまわり》の陶板複製画が目印です!🌻

 

エントランスに足を踏み入れると、外の喧騒が嘘のように静かで洗練された空間が広がっており、一気に非日常の世界へと誘われます。

現在、1階エントランスホールには、SOMPO美術館の50年の歴史を振り返る、年表大型パネルが展示されています。

 

現在開催中の記念展覧会「山口華楊 展」

現在、開館50周年記念展覧会のひとつ「山口華楊展」が7月11日(土)~8月30日(日)まで開催中です。動物画で高い評価を築き、京都画壇を代表する日本画家の一人、山口華楊(やまぐち かよう・1899-1984)。

本展では、SOMPO美術館収蔵の代表作を軸に、その初期から晩年までの作品を鑑賞できます。

 「山口華楊展」の見どころ

SOMPO美術財団の杉本さまに、本展の見どころをお聞きしました。

「日本画家・山口華楊は、京都画壇を語るうえで欠かせない存在です。本展は1999年の銀座松屋での回顧展以来、27年ぶりの東京での開催となります。また、当館のみの開催で、巡回はしませんので、華楊芸術の魅力を味わう、またとない機会となります。当館収蔵の華楊の代表作3点、豊かな生命感をたたえた《葉桜》、洗練された技術が光る《猿》、画業の集大成である《幻化》を含む約60点で初期から晩年までの画業を通覧いただけます。犬や鹿、牛、狐、ライオンなど、さまざまな動物たちを描いた作品が集合します。

夏休みに、ぜひ幅広い世代でお楽しみください。」

 

「山口華楊展」の詳細は、こちらをご覧ください。

https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2025/yamaguchikayo/

SOMPO美術館コレクション、ゴッホの《ひまわり》

そして、SOMPO美術館といえば、ゴッホの《ひまわり》です。

展示室の奥に進むと、そこに放たれる圧倒的な黄色い光に一瞬で目を奪われます。間近で見ると、厚く塗り重ねられた絵の具の立体感から、ゴッホの息づかいや筆を走らせた情熱がダイレクトに伝わってくる作品です。

開館50周年という大きな節目の年に、改めて美術館のシンボルである≪ひまわり≫と向き合うと、この世界的な名画を間近で鑑賞できる環境があることへの深い誇りを感じます。

 

フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》

1888年 油彩、カンヴァス

<作品紹介>

ファン・ゴッホの代表作のひとつ。1888年2月、ファン・ゴッホは南フランスのアルルに向けてパリを出発する。彼はそこで画家仲間との共同生活を計画し、指導者として敬愛する画家ポール・ゴーギャンを招待した。《ひまわり》はゴーギャンの到着を待ちながら、その部屋を飾るために描かれたものである。

当館が収蔵する《ひまわり》は、この8月に描かれた1点目の「黄色い背景のひまわり」(ロンドン、ナショナル・ギャラリー蔵)をもとに、実際にファン・ゴッホがゴーギャンと共同生活を送っていた1888年11月下旬から12月上旬頃に描かれたと考えられている。基本的な色や構図はロンドンにある作品と同じだが、タッチや色調は異なっており、ファン・ゴッホが単なる複製を描くのではなく、考察を重ねながら本作に取り組んだことがうかがえる。

【引用】SOMPO美術館コレクションページ、ゴッホ《ひまわり》作品説明ページ

https://www.sompo-museum.org/collection/gogh/

 

鑑賞の余韻に浸る休憩スペース

館内には、作品を鑑賞した後にホッと一息つける休憩スペースも設けられています。新宿の街並みを眺めながら、鑑賞したばかりの作品について思いを巡らせたり、心を落ち着かせたりするのにぴったりの場所です。土日・祝日のみ、ミュージアムカフェもオープンしています☕

アートを持ち帰るミュージアムショップ

鑑賞後のお楽しみといえばミュージアムショップ。展覧会の図録はもちろん、SOMPO美術館ならではのゴッホの《ひまわり》モチーフのグッズなど、日常に彩りを添えてくれる素敵なアイテムがたくさん揃っています!

現在、開館50周年記念グッズも販売中です!

 

ライターによる美術館訪問レポート✍

今回、実際に美術館を訪れてみて一番強く感じたのは、「心が解放される心地よさ」でした。毎日バタバタと過ごしていると、つい目の前のタスクに追われてしまいがちですが、静寂な展示室で一枚の絵とじっくり向き合ううち、不思議と頭の中がクリアになっていくのを感じました。特に、名画の筆遣いや色彩を間近で見たときの感動は、画面越しでは決して味わえない「本物」だけが持つエネルギーです。

鑑賞を終えて外に出たとき、いつもの新宿の街が少し違って、鮮やかに見えたのがとても印象的でした。

 

最後に・・・

私たちSOMPOケアの社員にとって、ご利用者さまに質の高いサービスを提供し続けるためには、まず自分自身の「心身の健康」と「豊かな感性」が欠かせません。
絵画の前に立ち、作家の想いを想像したり、色使いから感情を読み取ったりする体験は、相手の気持ちに寄り添う私たちの仕事にも通じる「対話」の時間でもあります。
美術館でのひとときは、息抜きにとどまらず、豊かな人間性を育む「生涯学習」の場として、私たちの感性を大いに刺激してくれるはずです。

アートに詳しい方も、普段あまり美術館に行かないという方も、それぞれのペースで自由に楽しめるのがミュージアムの醍醐味です。

ぜひ休日に、新宿でアートに触れる「ココロの再発見」の旅に出かけてみませんか?

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ABOUT USこの記事を書いた人

鈴木 しのぶ
ウェブ担当です。
SOMPOケアのさまざまな取り組みを熱い視線で「WATCH!」していきます!今年、学芸員の資格を取得しました!